毛布の正しい保管方法は?事前にやっておくべき3つのポイント
春が近づいてくると毛布の役割が終わりますが、皆さんは保管のときに気をつけていることはありますか?
毛布は保管前の手入れがとても重要で、間違った保管方法では次に使うときに虫食いやカビが発生してしまうことも多いです。
そこで本記事では、毛布の保管前にしておきたいことから正しい保管方法、保管中の注意点を紹介します。
とくに、これまで毛布の保管で虫食いやカビが発生した経験がある方は、同じようにならないよう保管方法を変えてみましょう!
毛布を保管する前にしておきたいこと3選
早速、毛布を保管する前にしておきたいことを紹介していきます。
次のシーズンに使うときまで清潔な状態にしておくためにも、次の3つの項目をおさえておきましょう!
カビ・ダニ対策
当然ですが、ワンシーズン使った毛布をそのまま収納する保管方法はNGです!
高確率で次使うときにカビやダニが発生してしまいます・・
カビもダニも高温多湿でエサのある場所を好んで繁殖しますが、毛布は繁殖条件が整いやすい場所のため、繁殖させないための対策が欠かせません。
というのも、毛布は布団の中で肌に直接触れており、就寝中にかいた汗や皮脂がたくさん付着しています。
このような汚れはカビやダニの大好物といえるもので、長期保管中に大量発生してしまう可能性があるのです。
また、ダニは暗いところを好む習性があるので、繊維の絡み合う毛布はダニにとって住み心地が良い場所です。
毛布を保管する際には、のちほど紹介するカビ・ダニ対策を必ずおこないましょう!
湿気対策
そのため、湿気対策グッズを一緒に入れるなどの工夫をして、保管中に湿気を溜め込まないような保管方法を考えてみましょう。
とくに収納する時点で湿気を含んでいると、カビが発生しやすくなります。
収納前には毛布の湿気を飛ばしておき、内部までしっかり乾燥している状態にしておくことが大切です。
クリーニングする
一見きれいにみえる毛布でも、目に見えにくい汚れやカビ・ダニが発生していることは少なくありません。
毛布は布団と違って自宅でも洗濯できますが、さらにしっかり内部まで洗うならクリーニングに出すのがおすすめです。
クリーニング店で使われる洗剤は一般家庭で使っているものとは異なりますし、高温乾燥できる乾燥機でカラっと乾かせるのも◎
次に使うときまで清潔な状態で保管したい方は、ぜひ収納前にクリーニングしておきましょう!
収納・保管する時に気をつけるポイント
使用する季節が決まっている毛布は、一度収納すると半年ほどしまいっぱなしになる年もあります。
そこで、毛布の正しい保管方法として、いくつか気をつけておきたいことがあります。
ここでは、毛布の収納や保管時に気をつけるべきポイントを3つ紹介します。
ダニやカビ対策をする
保管する条件や環境にもよりますが、期間が長くなればなるほど湿気は溜まりやすくなります。
そのため、収納前には必ず自宅での洗濯もしくはクリーニングに出して、ダニやカビのエサとなる汚れを洗い流しておきましょう。
洗わずに保管すると寝汗などの湿気と、エサとなる汚れによってカビ・ダニが繁殖しやすくなります。
湿気を溜めないためにも、乾燥剤や除湿剤を毛布と一緒に入れたり、定期的に収納場所の空気を入れ替えたりなどの対策をしておいてくださいね!
虫食い対策をする
毛布の保管中は、防虫剤による虫食い対策も欠かせません。
冬に着ようと思ったセーターに穴があいていた・・という経験をしたことがある方も多いと思います。
セーターと同じようにウールなどの天然繊維の毛布は、保管中に虫食いにあう可能性があり、より保管方法に注意しなければなりません。
毛布につく代表的な虫には「ヒメマルカツオブシムシ」などがありますが、成長しても数ミリ程度であることや、一度に数十個の卵を産むという特徴があります。
ヒメマルカツオブシムシは、幼虫である300日ほどの期間中、脱皮を繰り返して成長します。
成虫はとくに害を与えることはありませんが、虫がついている毛布は気持ちの良いものではありませんよね。
さらに、幼虫は毛布に穴をあけてしまう厄介な存在です。
このような虫を発生させないためにも、毛布と一緒に防虫剤を入れておくことはもちろん、収納前に虫がついていないかも確認しておくことが大切です。
収納スペースを節約する
毛布は厚みがあるぶん、収納する場所やスペースの確保に困る方も多いと思います。
そこで、圧縮袋などを使って収納スペースを節約するのがおすすめです。
毛布をそのままの状態で収納すると、ギュウギュウと詰め込んで湿気が溜まりやすくなることも多いので、湿気対策としても収納前にあえて空気を抜いておくとよいですね!
毛布以外にも布団や衣類なども圧縮袋に入れてボリュームを減らしておくと、余裕をもって収納できるようになりますよ。
ラベリングして分かりやすくする
毛布を収納する際、布団用の収納袋や収納ケースを使った保管方法を考えている方も多いと思います。
透明で中身が見える袋やケースであれば問題ありませんが、布団用の収納袋や収納ケースには、外から中身が見えないものも多くあります。
そこで、どこに何が入っているのかをすぐに把握できるように、ラベリングしておきましょう!
保管したときには覚えていても、半年も経つとどこに何を入れたか忘れてしまうこともありますよね。
市販のラベルテープやタグなどを使って、袋やケースを開けなくても中身がわかるように工夫してみてくださいね。
毛布を保管する方法
ここからは、毛布の具体的な保管方法を紹介していきます。
今回紹介する毛布の保管方法は次の4つです。
- すのこで湿気対策
- 収納ケースで、ほこり対策
- 乾燥剤・除湿剤の置き方
- 圧縮袋を利用する
1つずつ詳しくみていきましょう。
すのこで湿気対策
1つ目は、布団や毛布の下にすのこを敷く保管方法です。
押入れ・クローゼットなどの保管場所には、すのこを使って布団や毛布が直接床につかないようにしておきましょう。
布団や毛布が直接床につくと、空気の通り道がなくなって湿気やすくなります。
最近ではプラスチック製のすのこも市販されていますので、木製・プラスチック製と好みで選んでみてください。
また、布団や毛布の枚数が多い場合は、押し入れに入るサイズの棚を使うのがおすすめです。
このときも、すのこ状になっている棚を選ぶことで通気性がよくなるので、布団や毛布の間の湿気が溜まりにくくなります。
収納ケースで、ほこり対策
2つ目は、収納ケースを使った保管方法です。
どのような場所に保管するとしても、ほこりは出てくるものです。そこで、収納ケースに毛布を入れて、ほこりが付着しないようにしておきましょう!
ほこりは繊維の糸くずやダニ・ダニのフンなどが混じっている物質で、カビなどのアレルゲンが発生する原因となります。
収納ケースに毛布を入れておけば、押入れやクローゼットの中で舞うほこりの付着を防ぐことができます。
もちろん完全に防ぐことはできませんが、そのまま収納するよりも◎
また、布団や毛布を重ねて収納している方も多いと思いますが、「布団は布団」「毛布は毛布」のように分ける保管方法もよいですね!
さらに、毛布や肌掛け布団、ブランケットなどの薄手のアイテムをまとめて収納ケースに入れておくのもおすすめです。
カテゴリーごとに分けて保管場所を決めておけば、どこに何を入れたかを忘れてしまい、探し回ることも少なくなるはずです。
乾燥剤・除湿剤の置き方
押入れやクローゼットの中の湿気を吸収してくれる乾燥剤や除湿剤ですが、ただ単に置いておくだけでは、高い効果が見込めません。
というのも「湿気」の特性を理解し、正しく使用しなければ空気中の水分を効率よく吸収できなくなるからです。
そこで、毛布と一緒に乾燥剤・除湿剤を置く場合は、次のポイントをおさえておきましょう。
- 一番下に置く
- 奥の方に置く
- 収納場所の広さに応じて数を調整する
乾燥剤や除湿剤にはプラスチック容器に入っているタイプや吊り下げタイプ、シートタイプなどいくつか種類があります。
押入れやクローゼットに直置きするのであれば、プラスチック容器に入っているタイプを選ぶとよいでしょう。
また、布団や毛布を重ねて保管する場合は、毛布の間の湿気を吸収してくれるシートタイプを挟んでおくと安心です。
圧縮袋を利用する
毛布は布団より厚みはありませんが、折りたたむとそれなりの厚みになるもの・・。
そのまま収納すると、保管場所のスペースをとってしまいますよね。
より多くの布団や毛布を一ヶ所に収納するためにも、圧縮袋を上手に利用しましょう。
圧縮袋はスペースを確保できるだけでなく、空気を抜いておくことでダニやカビの繁殖を防ぐ効果にも期待できます。
毛布の枚数が少ない場合は、布団やセーターなどの冬物と一緒に入れて保管するのもよいですね!
最近では掃除機不要の圧縮袋も充実しているので、使い勝手の良さそうな商品を選んでみましょう。
毛布の収納・保管に最適な場所
毛布の保管方法で意外と悩むのが、「どこで保管するか」ではないでしょうか。
一人暮らしや夫婦だけのマンション暮らし、家族の多い一軒家など、家のレイアウトや条件はそれぞれ異なります。
多くのご家庭では布団や毛布が収納できる場所は限定されると思いますが、その中でも毛布の収納にベストな場所を探してみましょう!
ここでは、毛布の収納・保管に最適な場所を4つ紹介します。
圧縮してクローゼットに入れる
毛布の収納・保管場所として王道といえるのが、クローゼットですよね。(もちろん押入れでも◎)
すでにクローゼットの中にたくさん荷物を入れている場合は、収納前に整理して場所を確保しておきましょう。
さらに圧縮袋を使って毛布の容量を小さくしておけば、狭い場所にもスッと入れられます。
布団と一緒に収納する場合でも圧縮袋を使えばボリュームダウンになるので、保管場所に困っている方は一度試してみてくださいね。
※注意点)羽毛布団は圧縮するとボリュームが戻らなくなる可能性が高いため、圧縮袋の使用は避けるようにしましょう。
ベッドの下に収納する
引き出し付きのベッドや、ベッド下にスペースがある場合は、そちらを活用する保管方法もよいですね!
ベッドの下に入る高さの収納ケースに毛布を入れておけば、次に使うときまで邪魔にならず保管できます。
引き出し付きのベッドであれば、圧縮袋で圧縮しておくのもおすすめです。
床に近いほど湿気が溜まりやすくなるので、圧縮袋で空気を抜いたり除湿剤を置いたりと、湿気対策をしっかりしておきましょう。
クッションやソファとして使う
あえて収納はせずにシーズンオフの間も使うというのも、意外な保管方法の1つです。
百均やニトリなどのインテリア用品店に、毛布をクッションにできる収納バッグや収納袋が市販されているので、そちらを使用しましょう。
収納バッグや袋を用意したら、折りたたんで入れるだけ!
部屋のインテリアやくつろぎグッズとして活用しましょう◎
毛布以外にも、布団が入るサイズの収納バッグもあります。
おしゃれな収納バッグなら部屋に置いていても「寝具を出しっぱなし」というだらしなさや違和感がなく、むしろ便利なアイテムとして活用できるようになりますよ!
収納場所がないときはレンタルスペース
自宅に収納できそうな場所がない場合は、一時的に預かってくれるレンタルスペースを借りる保管方法もあります。
レンタルスペースはその名のとおり、マンションやビルの一室をレンタルできるサービスです。
通常の住居のような契約は不要で、ルールさえ守れば借りた場所を自由に使うことができます。
レンタル期間も時間単位・1日単位などの短期間での契約が可能で、必要なときのみ利用できるのが最大のメリット。
毛布以外にも布団やその他の荷物の保管に便利なので、自宅で収納できない荷物がたくさんある方は検討してみるとよいかもしれませんね!
毛布をきれいな状態で保管するにはプロのクリーニング店へ
ここまで毛布の保管方法について紹介してきましたが、次のシーズンも清潔に使うためには、やはり収納前のクリーニングが大切です。
プロによる毛布専用のクリーニングは、自宅での洗濯よりも汚れが落ちやすく、複雑に絡み合った繊維の奥まできれいになります。
そのため、クリーニングでしっかりと汚れを落としておくことにより、カビやダニの生えにくい状態をキープできるようになるのです。
カビやダニは喘息や気管支炎、アトピーをはじめとする皮膚疾患などのアレルゲンとなる物質のため、保管前にプロのクリーニングできれいに洗い流しておきましょう!
毛布クリーニングはホワイト急便へ
毛布のクリーニングは、埼玉ホワイト急便の利用がおすすめです!
埼玉ホワイト急便では布団や毛布のクリーニングをおこなっており、「保管前に汚れを落としておきたい」という方にも最適です。
なぜ毛布のクリーニングが必要なのか
では、なぜ布団や毛布にはクリーニングが必要なのでしょうか。
その理由はとても簡単です!
手軽に洗える衣類などとは違い、布団・毛布は頻繁に洗うことができませんよね。
しかし、毎日暖かい布団や毛布にくるまって寝ていると、汗や皮脂、フケなどの汚れが蓄積していきます。
そこで、1年に1回は布団・毛布をクリーニングに出して丸洗いして、内部から清潔な状態にしておく必要があるのです!
ここからは、埼玉ホワイト急便がおすすめな理由を5つ紹介します。
埼玉ホワイト急便が布団クリーニングでオススメな理由(1)
地域トップクラスの圧倒的洗浄力
埼玉ホワイト急便では、家庭用とは異なる洗浄力の高い洗剤の使用や、最新設備を整えていることから、地域トップクラスの洗浄力を誇っています。
とくに毛布は毛足が長く汗を吸い込みやすく、汚れも付着しやすい特徴をもっています。
「うちは自宅の洗濯機で洗っているから大丈夫」と思っている方も多いかもしれませんが、内部に潜むダニやダニの死骸まで洗い流せているかはわかりませんよね。
しかし、プロのクリーニングは、自宅やコインランドリーでは実現できない圧倒的な洗浄力の高さが魅力!
埼玉ホワイト急便では、毛布の抗菌加工やふんわり加工まで通常料金に含まれているので、次のシーズンも清潔で気持ちよく使えるのです!
埼玉ホワイト急便が布団クリーニングでオススメな理由(2)
ほとんどのダニを死滅させることができます
埼玉ホワイト急便では、ダニが死滅するといわれる60℃よりもはるかに高温の100℃前後で乾燥します。
そのため、ダニの除去効果は99.5%という高さで、毛布に潜むほとんどのダニ・カビを死滅することができるのです!
とくに生活の変化など思い当たる節がないのに、なぜか体調が悪い・・という場合は、布団に潜むカビやダニのせいかもしれません。
日常的に使っている布団や毛布はもちろん、長期保管の前にしっかりと湿気を飛ばしておきたい場合にも、埼玉ホワイト急便の高温乾燥がおすすめです。
埼玉ホワイト急便が布団クリーニングでオススメな理由(3)
洗剤成分も安心してください
「洗浄力の強い洗剤は、肌が荒れそうで不安」と感じている方もいるかもしれません。
しかし、埼埼玉ホワイト急便で使用している洗剤は、敏感なお肌の赤ちゃんが触れても大丈夫な成分のものを厳選しています!
実際に保育園や高齢者施設で使われている布団のクリーニングも実施しています。
そのため、小さなお子さまやおじいちゃん、おばあちゃんがいらっしゃるご家庭も安心してご利用くださいね。
さらに、室内の乾燥機を使って布団や毛布を乾燥させるので、花粉やPM2.5、黄砂などのアレルギー物質が付着することもなく安心です。
埼玉ホワイト急便が布団クリーニングでオススメな理由(4)
集配サービス
埼玉ホワイト急便では、【桶川市・上尾市・川越市】の3つの地域限定で、集配サービスをおこなっています。
布団や毛布、こたつのクリーニングを3,000円以上ご利用で、専門スタッフがご自宅まで無料で集荷・配送いたします!
集配サービスがあることで、お店まで布団や毛布を持ち込む負担がなく、お客さまのご都合に合わせてクリーニングをご利用いただけます。
「布団や毛布は大きくて持ち運びが大変だから・・」と諦めていた方でも、埼玉ホワイト急便の集配サービスなら自宅にいながらクリーニングが完了します!
埼玉ホワイト急便が布団クリーニングでオススメな理由(5)
無料で圧縮してお届けします
埼玉ホワイト急便では、クリーニングが完了した布団や毛布を真空圧縮パックに入れて返却しております。
他店では有料オプションになることも多い圧縮加工ですが、埼玉ホワイト急便では1,500円相当の圧縮サービスを無料で実施しています。
きれいな状態のまま圧縮加工するので、次のシーズンも清潔な状態のままお使いいただけます◎
毛布の正しい保管方法のまとめ
今回は、毛布のクリーニングと保管方法について紹介しました。
寒い季節に欠かせない毛布は、シーズン中にたくさんの汗や汚れを溜め込んでいます。
一見きれいにみえても、実は汚れが潜んでいると思うと不快に感じる方も多いですよね。
収納前に布団クリーニングでしっかりと汚れを落としておくことで、保管中のカビ・ダニの繁殖を防げるようになりますよ。
さらに、定期的なクリーニングは毛布の寿命を延ばし、長く使うためのコツでもあります。
布団・毛布のクリーニングを利用したことがない方は、ぜひこの機会に試してみてくださいね!
ホワイト急便で毛布・布団をクリーニングする