正しい布団の洗い方とは?徹底解説!
毎日使う布団ですが、カバーは手軽に洗濯できても「布団そのもの」を洗うのは難しいと感じますよね。
使用中の布団が自宅で洗えるタイプかどうかを見分けたり、正しい洗濯方法を調べたりと、意外と手間がかかるもの。
とはいえ、綺麗な布団は清潔さがあり安心した睡眠を促してくれるため、健康にも良い働きをしてくれるのは間違いありません。
そこで今回の記事では、自宅で洗える布団の見分け方と、実際の洗濯方法について紹介します。
「洗濯機」「浴槽」「コインランドリー」「クリーニング」の4つの方法をそれぞれ詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
自宅で洗える布団の見分け方
早速、自宅で「洗える布団」と「洗えない布団」の見分け方をみていきましょう。
見分ける際にチェックしたいポイントは、次の3つです。
- 洗濯表示
- 洗濯機の容量
- 干せるスペース
それぞれの項目について、詳しく解説していきます。
洗濯表示をチェック
布団の洗い方でまずチェックすべきポイントは、「洗濯表示」です。
どのような布団にも、洗濯方法や取り扱い方について記載されている”タグ”が取り付けられています。
ここでは、適切な洗い方を判断するために「桶マーク」があるかどうかをみてみましょう!
桶マークは水洗いを意味するもので、さらに細かく分けると以下のようになります。
- 桶マークのみ・・洗濯機の使用OK
- 桶マークに手・・洗濯機不可、手洗い推奨
- 桶マークに×印・・水洗い不可、クリーニングへ
- 桶マーク下部に一本線・・弱い洗濯処理が可能
- 桶マーク下部に二本線・・手洗いコース、弱水流コースでの洗濯機処理が可能
桶マークのみであれば洗濯機での洗い方に適していますが、×印がついている場合は水洗いできませんので、必ずクリーニングに出しましょう。
また、水洗いできる布団でも、洗い方がわからない場合や、うまく洗える自信がない場合はクリーニングに依頼することをおすすめします。
洗濯機の容量をチェック
次にチェックすべきポイントは、洗濯機の容量です。
洗濯機にはサイズがあり、洗える量はそれぞれのサイズによって決まっています。
そのため、洗濯機の容量を超える布団の場合は、自宅での洗濯機を使った洗い方はできないということになります。
洗濯機の容量と洗える布団の目安を以下にまとめましたので、参考にしてみてください。
洗濯機の容量 | 洗える布団 |
---|---|
〜5kg(1〜2人用サイズ) | シングルサイズの肌掛け布団 シングルサイズの敷パッド |
7〜8kg(ファミリー用サイズ) | シングルサイズの掛け布団 セミダブルの肌掛け布団 ダブルサイズの敷パッド |
なお、洗濯機はしっかりと汚れを落とすためにも、洗濯物の量を6〜7割程度までにするのがよいと言われています。
そのため、容量を超えているにもかかわらず、無理やり洗濯機を使って布団を洗ってしまうと、故障や汚れが落ちないなどのトラブルにつながることも。
洗濯機で布団を洗うときは、必ずゆとりをもった容量内におさめるようにしてくださいね。
干せるスペースがあるかチェック
布団を水洗いしたあとは、中までしっかり乾燥させることが重要となります。
そこで、布団を干せるスペースが自宅にあるかをチェックしておきましょう。
ただ布団を引っ掛ければよいというわけではなく、「少しでも早く乾かせる場所」を選ぶことが大切です。
というのも、濡れた状態から乾燥するまでに時間がかかりすぎると、中で雑菌が繁殖してカビやダニが発生する原因につながりやすくなります。
必ず風通しがよく日光が当たる場所を選び、内部までしっかり乾燥させてから取り込みましょう!
布団の洗い方【洗濯機編】
ここからは具体的な布団の洗い方を紹介していきます。まずは洗濯機からみていきましょう。
なお、洗濯表示に桶マークが表示されている場合でも、
- 羊毛100%の布団
- ウレタン素材の布団
- 真綿布団
- 生地にシルクやウールが使われている布団
これらに該当する場合は、洗濯機を使うと寿命を縮める可能性があります。浴槽での手洗い、もしくはクリーニングへの依頼をオススメします。
洗濯機での布団の洗い方手順
先ほど紹介した洗濯機に入る布団の容量を目安に、次の手順で洗っていきましょう。
- 布団を大型の洗濯ネットに入れる
- 洗濯機に水を貯めて洗剤を溶かす
- 布団を入れる
- 「大物洗いコース」や「布団(毛布)洗いコース」で洗う
- 風通しのよい場所に干す
洗濯機で布団を洗う際、必ず用意しておきたいのが布団が入るサイズの大きな洗濯ネットです。
洗濯ネットに入れておくことで摩擦が軽減されるので、洗濯機洗いによる傷みを防ぐことができます。
寝具用洗濯ネットとして販売されているので、ぜひチェックしておいてくださいね!
また、布団を入れる前に洗濯機の中に洗剤を溶かしておくことで、全体に洗浄液をまんべんなく染み込ませることができます。
布団を入れてしっかり水分を含ませたら、大物洗いコースや布団洗いコースで洗いましょう。
洗濯機で布団を洗うメリット・デメリット
洗濯機で布団を洗うとき、以下のようなメリットとデメリットがあります。
-
【メリット】
- 自分のタイミングで布団が洗える
- 低コストで済む
- スイッチを押せば自動で洗ってくれる
-
【デメリット】
- 洗濯機の容量を超えると洗えない
- 洗えない素材もある
- 洗濯機に負担がかかる
- 手間がかかる
- 内部までしっかり洗えるかは不明
自分の好きなタイミングで洗濯できるのはメリットですが、洗濯機に入らない敷布団や水洗い不可の布団の場合は、自宅で洗うことはできません。
また、洗濯機に入るサイズの布団でも、内部の汚れがどこまで落とせるのかはやってみないとわからない点もデメリットといえるでしょう。
布団の洗い方【浴槽編】
次に、浴槽での布団の洗い方を紹介します。
洗濯機に入らないサイズの布団や、洗濯機で洗えない布団は浴槽で洗いましょう。
ただし、布団は水を含むと、とても重くなります。そのため、”重労働”になることを覚悟しておきましょう!
浴槽を使った布団の洗い方自体は難しいものではありませんが、重さとサイズ感から「扱いづらい」と感じるかもしれません。
浴槽での布団の洗い方手順
浴槽を使った布団の洗い方の手順は、次のとおりです。
- 布団全体にシャワーをかけて表面の汚れを落とす
- 浴槽にぬるま湯もしくは水を溜める
- 浴槽に洗剤を溶かして布団を入れる
- 浴槽の中に入って布団を踏み洗いする
- 一旦ぬるま湯(水)を流して再度溜める
- 踏み洗いする
- 2〜3回ぬるま湯(水)を入れ替えてすすぐ
- 浴槽のふちに布団を1時間程度かける
- 風通しのよい場所に干す
浴槽で布団を洗う際は、あらかじめ浴槽にぬるま湯や水と洗剤を溶かしておきます。
そこに布団を入れて素足で踏み洗いし、中の汚れを落としていきます。
布団には思っている以上に汚れが溜まっているため、踏み洗いで内部まで洗浄液を浸透させましょう。
また、中まで濡れた布団はとても重く、そのまま物干し竿のあるベランダや庭まで運ぶのは困難です。
すすぎまで終わったら、1時間程度は浴槽のふちにかけて流せる水分はすべて流しておきましょう。
浴槽で可能な限り水分を落としておくことで、乾くスピードを早めることができますよ。
浴槽で布団を洗うメリット・デメリット
浴槽で布団を洗うメリットとデメリットは、次のとおりです。
-
【メリット】
- 自分のタイミングで布団が洗える
- 低コストで済む
- 汚れの落ち具合をみながら洗える
-
【デメリット】
- 布団の洗い方の中で最も手間がかかる
- 体力が必要
- 洗えない素材もある
- 内部までしっかり洗えるか不明
- 乾かすのに時間がかかる
自宅の浴槽を使った布団の洗い方は、低コストで汚れの落ち具合をみながら洗えるのがメリットです。
ただ、水を吸い込んだ布団は非常に重たいので、女性1人では持ち上げることすら難しい場合も。
また、乾燥機などが使えないことから、内部までしっかり乾くのには時間がかかり、カビやダニなどが繁殖しないように工夫しなければなりません。
布団の洗い方【コインランドリー編】
コインランドリーには、家庭用よりも容量の大きい洗濯機が設置されているため、自宅で洗えない布団の洗濯が可能です。
おおよその目安として、
- 15kgの洗濯機:シングルサイズの敷布団
- 25kg以上の洗濯機:ダブルサイズの敷布団
を洗うことができます。コインランドリーでも、自宅の洗濯機と同じように、洗濯機の容量を超えないようにしましょう。
コインランドリーでの布団の洗い方手順
大きな洗濯機が設置されているコインランドリーの場合、自宅の洗濯機では洗えない敷布団を洗うことが可能です。
敷布団を洗う場合は、クルクルと丸めて数カ所紐で縛っておきましょう。
詳しい手順は次のとおりです。
- 布団を洗濯機に入れる(敷布団は紐で縛っておく)
- 洗剤を入れる
- 洗濯機の扉を閉めてお金を投入する
- 洗濯が終わったら乾燥機に入れる
掛け布団を洗う場合は紐で縛る必要はなく、そのまま洗濯機に入れてOKです。
洗濯ネットが必要かどうかはコインランドリーによって異なるため、利用する店舗の注意書きをみて判断しましょう。
また、コインランドリーに設置されている洗濯機・乾燥機は、
- 洗剤が自動投入されるかどうか
- 洗濯〜乾燥まで一台でできるかどうか
など、機種によって使用方法が違います。
持ち込み先のコインランドリーの洗濯機を確認して、機種にあわせて洗濯していきましょう。
コインランドリーで布団を洗うメリット・デメリット
コインランドリーで布団を洗うメリットとデメリットは、次のとおりです。
-
【メリット】
- 自分のタイミングで布団が洗える
- 洗う手間が省ける
- 洗濯機のサイズによっては敷布団も洗える
- クリーニングより安価
-
【デメリット】
- お店に持ち込む必要がある
- コストがかかる
- 洗えない布団もある
- シミや汚れが落ちきらないこともある
コインランドリーは、自宅では洗えない敷布団が洗えたり、クリーニングより安く洗濯できるなどのメリットがあります。
一方で、コインランドリーまで持ち込む必要があることや、シミや汚れを落としきれないなどがデメリットとなります。
布団の洗い方【クリーニング編】
洗濯のプロであるクリーニングには、布団を専門で洗ってくれるお店があります。
自宅やコインランドリーのように自分で手間をかける必要がなく、仕事や家事、育児、介護などで忙しい方にも便利なサービスとなっています。
ただし、クリーニング店によって対応している布団の素材は異なるため、依頼前に洗濯表示を確認して、洗濯してもらえる素材かどうかをみておきましょう!
もし自分で判断できない場合は、お店に問い合わせておくと安心です。
クリーニングでの布団の洗い方手順
クリーニングに布団の洗濯を依頼する手順は次のとおりです。
-
【実店舗への持ち込み】
- 大きなサイズの袋に布団を入れる
- 依頼予定のクリーニング店へ持っていく
- 受付にて汚れやシミ、依頼したい内容を伝える
- 支払い後に受け取り伝票をもらう
- 仕上がり日以降にお店に受け取りにいく
-
【宅配クリーニングの利用】
- Webサイトからクリーニングしたい枚数を注文する
- 段ボールもしくは専用バッグ(キット)に布団を入れる
- 自宅で集荷を待つ
- クリーニングが完了した布団を自宅で受け取る
実店舗へ布団を持っていく時間や労力を省きたい方は、宅配クリーニングを利用するのがオススメです。
宅配クリーニングは自宅までスタッフが集配してくれるため、布団を運ぶ必要がなく、都合がよい日時を指定できますよ。
クリーニングで布団を洗うメリット・デメリット
クリーニングで布団を洗うメリットとデメリットは、次のとおりです。
-
【メリット】
- 洗う手間・時間が省ける
- 敷布団も洗える
- ドライクリーニングにも対応している
- シミ抜きや抗菌加工などのサービスもある
- 宅配クリーニングなら持ち運ぶ必要がない
-
【デメリット】
- コストがかかる
- コインランドリーよりも日数がかかる
- 傷みがひどい布団は受け付けてくれないことがある
クリーニング最大のメリットといえるのが、布団を洗濯する手間や時間を省けること。
毎日忙しい方にとって自分で布団を洗濯するのは大変な作業ですが、クリーニングなら預けるだけで洗濯〜乾燥まですべておこなってくれるので楽ちんです。
また、クリーニング店によっては、保管サービスを実施しています。
クリーニングが終わったあとの綺麗な布団を、適切な環境で保管してくれるので、長期保管によるカビ・ダニの発生が心配な方は利用を検討してみてくださいね。
布団のクリーニングはホワイト急便へ
「自分で布団を洗濯するのは難しそう・・」と感じる方には、ホワイト急便の布団クリーニングがオススメです!
ホワイト急便に預けていただいた布団は、内部までしっかり洗浄して乾燥するため、カビやダニをしっかり除去します。
また、繊維の汚れを落とすことで、フカフカの気持ち良い布団へと変化するため、快適な寝心地の布団を取り戻すことができるのです♪
そんなホワイト急便では、埼玉県の桶川・上尾・川越エリア限定で、ご自宅への集配無料サービスを実施しています。(3,000円以上のご注文対象)
さらに、さいたまホワイト急便には次のようなメリットがあります。
さいたまホワイト急便のメリット①洗浄力の高さがピカイチ!
さいたまホワイト急便の大きなメリットとなるのが、最新設備や洗浄力の高い洗剤を使うことで得られる『圧倒的な洗浄力』の高さです!
一見きれいにみえる布団でも、繊維の奥には雑菌やダニ・カビが潜んでいるもの。
さいたまホワイト急便の最新設備や洗剤は、お客様の大切な布団を傷めることなく、最高水準のクリーニング品質で汚れをしっかり落とします。
これも、創業33年の老舗クリーニングだからこそ実現できるプロの技!
ぜひ、地域トップクラスの洗浄力を誇る布団クリーニングを体験してみてくださいね!
ホワイト急便で徹底洗浄
さいたまホワイト急便のメリット②99.5%の高確率でダニを死滅!
ダニやカビは60℃の熱で死滅するといわれているため、高温乾燥させることでほとんどのダニを死滅させられるのです!
ダニ・カビは、気管支炎やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などのアレルゲンとなる物質のため、高温乾燥によってアレルゲンの除去につなげられます。
さいたまホワイト急便のメリット③肌に優しい洗浄液を厳選!
「洗浄力が高い」と聞くと、肌に悪いイメージをもつ方もいるかもしれません。
しかし、さいたまホワイト急便で使っている洗浄液は、赤ちゃんや高齢者が素肌で触っても大丈夫な成分のもの。
実際に介護施設や保育園からもクリーニングをご利用いただいているので、お肌の敏感な方もご安心くださいね。
専用の乾燥機で布団を乾燥するため、外干しのように花粉やPM2.5などのアレルギー物質が付着する心配がないのもポイントです。
さいたまホワイト急便のメリット④無料サービスが充実!
さいたまホワイト急便では、ご自宅までの集配サービスや真空圧縮サービスをおこなっております。
実店舗に布団を持ち込むのが難しい方や、クリーニング後に保管しておきたい方など、ニーズに合わせた便利なサービスとなっています。
集配サービスは地域限定となりますので、まずはWebサイトの注文カートにてご住所を入力していただき、ご確認ください。
布団の洗い方まとめ
今回は、洗える布団の見分け方と洗い方について紹介しました。
自宅で洗える布団が増えていますが、実際に布団を洗うとなれば予想以上に大変に感じる方も多いと思います。
洗濯機・浴槽・コインランドリー・クリーニングと、それぞれにメリット・デメリットはありますので、どの方法がベストかを考えてみましょう。
布団クリーニングは費用がかかるというデメリットはありますが、自宅洗いやコインランドリーでは洗濯できない布団もしっかり洗うことができます。
布団に蓄積された汚れを落として、スッキリと清潔でフカフカな布団で眠れば、心身の健康にもよい影響を与えるはずです。
布団クリーニングが初めての方も、ぜひさいたまホワイト急便の布団クリーニングを体験してみてくださいね!
ホワイト急便で布団をクリーニングする